介護職員初任者研修資格取得ナビ〜ホームヘルパーから名前が変わった介護施設で働くための資格〜

介護の現場の現状

生きて行く中で、私たちには様々な経済的なリスクが常につきまとっています。
怪我や病気になった時に備えて医療保険やガン保険に加入している人も多いでしょうし、
最悪の場合、死んでしまった時のことを考えて死亡保障のある生命保険を手厚く補償してもらえるように備えている人も多いと思います。
たくさんの人が健康的に暮らして行くために年金保険を活用して備えていることでしょう。

 

ところが私たちが備えておくべきリスクはこれだけではありません。
それは介護にまつまるリスクです。
日本はもの凄い勢いで高齢化社会に突入して行っています。
超高齢化社会を近いうちに迎えるに当たり、日本の未来で安心して生きて行くためには誰もが介護や福祉のことを考えていかなくてはなりません。
それでも介護保険制度が公的にでき、保険会社も様々な種類の介護保険を用意しているのにも関わらず、
突然介護をしなくてはいけない状況に直面すると、これまで介護とは無縁だった人は恐らく混乱することでしょう。

 

介護保険制度の目的は社会全体で高齢者の介護を支えて行くことであり、40歳を超えたら全員が被保険者となります。
40歳から64歳は第2号被保険者で、65歳以上は第1号被保険者になります。
厚生労働省が発表している介護保険事業状況報告によれば、
第1号被保険者の数だけでも平成20年3月末の段階で27,511,882人だとされています。
平成20年4月1日の段階の日本の人口は127,687,283人なので、
31.5%が65歳以上となっています。そのため現段階ではその割合はさらに高くなっていると考えられます。

 

もちろん第1号被保険者である人の全てが介護を必要としているわけではありません。
介護には、要支援1・要支援2・経過的要介護・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5といったレベルがあるのですが、
要介護認定者の中で一番人数が多いのは要介護2の人です。全体では452万人の要介護認定者が存在します。

 

まだ若い時には介護と聞いてもそれほど実感がわかないかもしれませんが、
75歳以上の人のおおよそ30%が要介護認定者ということは
、いずれ介護をする日が訪れるかもしれない確立はそれほど低くないのだと覚悟をしておく必要があるでしょう。

 

要介護認定者がいる世帯は核家族世帯が1番多いようです。
そして要介護者の介護に当たるのは配偶者がメインだという調査結果が出ています。
家族で介護を行うことは理想ですが、配偶者が介護を行うことが多いということは、
要するにその配偶者も同じような世代であると考えられるので非常に大変だと考えられるでしょう。
介護は介護を行う側も当然大変なのですが、介護をされる側も非常に大変です。悩みやストレスをたくさん抱えている人も多く存在します。

 

介護を行う時は少なからず仕事に影響が出ますし、自分の自由な時間を介護にあてなくてはならなくなるでしょう。
また、自身の介護や病気も気になる所ですし、お金の問題も出て来る事でしょう。
このように、いざという時にうろたえてしまわぬように、ある程度は現状を把握しておくようにしましょう。