介護職員初任者研修資格取得ナビ〜ホームヘルパーから名前が変わった介護施設で働くための資格〜

介護職員初任者研修のカリキュラム

介護職員初任者研修の資格を得るためには130時間の研修を受けなくてはいけません。
スクーリングといって実際に授業を教室で受ける必要もあります。
それでは介護職員初任者研修の学習システムについて説明していきます。

 

まず、一番初めはどのスクールでもオリエンテーションが行われます。
初めは誰でも講座をしっかり続けられるかどうか、内容について行けるだろうかと不安になることでしょう。
そのような不安を払拭するために、資料などの配布やオリエンテーションを行います。

 

実際に講座が開始してからはスクーリングと通信添削を用いた自宅学習を併用して行います。

 

介護職員初任者研修では、15日間のスクーリングが義務付けられています。
このスクーリングでは、講義を受けるだけではなく、実技演習やグループワークを行います。

 

講義スクーリングの主な内容は、職務の理解や介護の基本、
介護における尊厳の保持や自立の支援、介護保険制度、介護サービスと医療との連携、
介護でのコミュニケーション技術、老化への理解、認知症の理解、障害の理解などで、
介護を行う上でとても重要な知識を学びます。

 

実技スクーリングの主な内容は、食事の介助や入浴の介助、
体位変換や移動・移乗の介助、排泄の介助など、
車椅子やベッドなどの福祉用具を用いながら実際に体験して学び、介護職員として身に付けておくべき技術を修得します。
また、自分も介護される側の立場を体験することになるので、要介護者の気持ちを理解することができるようになるでしょう。

 

講義と実技のスクーリングを一通り終えた後は、総合演習を行うスクールもあります。
講義や実技スクーリングを通じて学んだ内容を体系化していきます。
あらゆる状況に適切に対処できるように徹底的に技術修得に努めます。
ここでは介護過程における目的と意義、展開をりかいし、生活の支援を提供する際の流れおよび技術について学びます。

 

一方、自宅での通信添削を用いた学習ではテキストに沿った通信添削レポートの提出を行う必要があります。
この自宅学習は37時間以上必要だとされており、2回に分けて提出する必要があります。
この通信添削レポートでは、介護を行う上で必要な知識と介護の考え方の基礎について学びます。
テキストを使いながら問題を解いて良いので、調べる能力を身に付けるという意味でも有意義だと言えます。

 

これらを一通り終えましたら、修了試験を行います。
修了試験で合否が決定するわけではないので、日頃きちんと学習している人であれば問題なくこなす事ができるでしょう。
万が一、規定の点数に達しなかった場合も、再試験を行ってくれますので心配はいりません。
この修了試験はスクーリングの最終日に実施します。

 

その後、修了式を行います。
修了試験に晴れて合格した人には介護職員初任者研修修了証明書が渡されます。
なお、この介護職員初任者研修修了証明書は全国どこでも通用しますので安心してください。